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フォトリーディングは訓練では身につかない

2012/06/14

うちの会社ではフォトリーディングは3日間のエグゼクティブ講座をやっています。

通常の2日間の集中講座はやりません。

フォトリーディングの特性を考えた時、私が教える場合は最低3日間は必要だと思うからです。

速読とフォトリーディングの違いは、速読が文字情報を短時間で読み取るスキルなのに対し、
フォトリーディングは文字を画像情報としてインプットしたことによる成果を得るスキルであることです。


私たちは五感を通じて瞬間瞬間とても大量の情報が脳内にインプットされます。

しかしインプットされたもののうち言語化できる情報はごくわずかです。

ふつうはほとんどの五感情報はいわゆる「読書」に活用することはできません。

フォトリーディングはその五感情報を活用するためのアプローチです。

 

 

『あなたもいままでの10倍速く本が読める』には次のような体験例が出てきます。

[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める

ある高校生は、わずか一学期で数学の成績をDからBへと引き上げた。数学の教科書をフォトリーディングしたところ、問題がすらすら解けるようになったから

初めて見る楽譜をフォトリーディングしておくと、演奏が非常に容易になる。―まるで、かなり練習したかのように

入社初日にある会議に出席することになった新入社員は事前に数分かけて報告書をフォトリーディングしておいた。すると、まるでずっと働いていたかのように議論に加わり、建設的な意見を述べることができた。

いかに通常的な読書を効果的に行ったとしても、それだけで数学の問題がすらすら解けるようになったり、楽器の演奏がレベルアップしたり、新入社員が高い次元の議論をできるようになるでしょうか。

つまりフォトリーディングは、読書を効率的に行うより、読書では得られない効果を得ようとするアプローチなのです。

 

それは訓練で伸ばす筋肉のような能力ではありません。

本来私たちが五感で大量の情報を得ているという「気づき」によってもたらされるものです。

その気づきを得るためにはプロセスが必要です。

そのプロセスに役立つのがフォトリーディングの5ステップです。


はじめのステップは、読書に対する明確な目的をもち、読書に最適な状態に入る「準備」をします。画期的なミカン集中法を使うことにより、読書に集中できる状態に入ることができるようになります。
第2のステップは、「予習」です。
この作業により、これから吸収していく情報を、整理し、分かりやすく格納していくことができるようになります。
第3のステップは、「フォトリーディング」です。一頁一秒の速度で、ページをめくっていきます。言語脳を使わないようにして、情報処理スピードの早いイメージ脳で、情報を吸収していきます。フォトリーディングは、加速学習モード(Accelerative Learning State)に入ることで可能になります。
第4のステップは、イメージ脳に蓄積された情報を、言語脳へつなぐ道をつくる作業です。「復習」というテクニックを使って、顕在意識上に本の構造やキーワードを認識させます。
最後のステップは、「活性化」です。スーパーリーディング、ディッピング、スキタリング、高速リーディングいったテクニックを使って、フォトリーディングで吸収した情報を引き出していきます。

フォトリーディングの5ステップは、ステップをたどって情報処理を繰り返すことによって、その気づきを起こすための「練習の型」なのです。

実際にはその型を50冊から60冊、たんねんに実施することによって気づきがもたらされ、そのような力を活用できるようになります

 

フォトリーディング集中講座では4冊前後の本を使ってその「練習の型」を身につけることができます。

中にはその4冊の中でも気づきを得てしまう人もでてきますが、その力を定着させるには50冊から60冊は実施する必要があります。